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創業計画書:融資は受けるべきか

  • 執筆者の写真: 河合綾子
    河合綾子
  • 2018年7月4日
  • 読了時間: 1分

前回事業計画書の必要性について書きましたが、今回は融資を受けるべきかどうかお伝えします。


大きな設備投資が必要であればもちろん必要ですが、初期投資が必要ないビジネスや自己資金が潤沢な場合、できれば借入はしたくないと思うのが普通だと思います。

ですが将来的に事業を大きくしたい気持ちがあり、融資を受けることができる状況であるならば受けることをお勧めします。


理由の一つとして創業時は融資が通りやすいことがあります。

これは働き方改革の一環で国が後押ししていることと、創業時は実績が問われないためです。

また中小企業の倒産原因一位は資金繰りの悪化です。やっと事業が軌道にのり上手くいく道筋が出来ていたとしても資金不足で断念せざるを得ないケースがとても多く、悪化したところで融資を受けようとしても難しいのが現実です。


事業というのは基本的に収入よりも支出が先に発生するものですので借入金があることは決して悪いことではありません。

借金をすることに抵抗があり不安に感じるという方は、融資を受けたとしてもそのお金には手を付けずにおくこともできます。

リスクは金利だけ、保険のようなものだと思っていただければよいかと思います。

 
 
 

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