事業を始めるとき、まずは個人事業主として始めるか法人を設立するかを決めます。
今日はそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
参考にしていただければ幸いです(^^)
個人事業主は開業手続きがとても簡単で開業届等を提出するだけで始めることができ、登記の必要がなにため費用が掛かりません。
規模が小さいうちは税務申告も簡単にできるため、確定申告ソフトや税務署の無料相談会を利用して自分自身で行うことも可能です。
従業員が5名未満であれば社会保険の加入も強制ではありません。
デメリットとしては、利益が大きくなるに伴い税負担が大きくなること、損失の繰越が3年と短いこと(詳細は後日ブログ内でお伝えします)、取引先の信用面や人材の採用面などです。
これに対し法人を設立するためには定款の作成・認証や登記など煩雑な手続きが必要で費用も20万円以上はかかります。
税務申告書も専門知識が必要であり、1年目であっても税理士に依頼した方がよいでしょう。
社会保険の加入も強制となっています。
メリットは法人税率は一定のため、利益が大きくなれば所得税よりも税負担を抑えられます。損失の繰越は10年(平成30年3月以前開始事業年度は7年または9年)と長く、取引先の信用が得やすいことと優秀な人材を確保しやすいこともメリットの一つです。
事業を1から始める場合はまず個人事業主として始め軌道に乗ったところで法人化するというのがいいかなと思います。
消費税の納税義務の有無も判断材料のひとつになりますので改めてお伝えしたいと思います。
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