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  • 執筆者の写真河合綾子

遺贈寄付のこと

皆さん、遺贈寄付って聞いたことはありますか?

遺贈とは「遺言によって自分の遺産を贈与する」こと、遺贈寄付とは贈与ではなく寄付することです。

最近何かと耳にする「終活」、その一環で自分の財産を人のために使いたい、役に立てたいという思いで遺贈寄付をされる方が増えているようです。

寄付先が国や地方公共団体、特定の公益法人であれば相続税の非課税となり節税対策にもなりますので注目され始めています。

基金にして名を残すこともでき、ご家族にとっても「形見」のようなものにかるかもしれません。

相続というのは繊細な問題だといつも思います。

残す側、残される側それぞれがお互いの思いを理解し、良い形で次世代へ引き継がれていけるといいですね(^^)

少し話は変わりますが、日本人は寄付に対する意識が低いといわれています。

理由は分かりませんが、こういったことがきっかけで寄付の文化が広まっていけばよいと思います。

もう一つ思うのは子供の貧困について。

日本では7人に1人の子供が貧困といわれており、貧困というのは次世代に受け継がれていきます。

築いた遺産を自分の子供や孫に受け継ぎたい、という気持ちは当然のことであり素晴らしいことだと思いますが、一方で子供たちがせめてスタート地点は同じになり自分の力で切り開くことが出来る社会になれば良いなと思います(^^)

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